Super Idol Interview
今、東大生に 人気No.1

広末 涼子さん

「これからも応援してください!」

 押しも押されぬスーパーアイドルとなった広末涼子さんは、本学でも人気No.1タレントだ。現役の高校3年生でもある彼女は、今大学受験に向けて勉強との両立も大変な日々である。そんな超多忙な広末さんだが、今回は多くの東大生ファンのために、インタビューに答えてくれた。

中学時代走り高跳び県大会で2位

 4年前にデビューし、DoCoMo「ポケベル」などのCMで一躍有名になった彼女は、高知県高知市の出身である。中学時代の部活を聞くと、「陸上部でハイジャンとハードルをやっていました」という彼女。実は、走り高跳びで県大会2位の記録を持つ運動神経バツグンの少女なのだ。
 しかし、そんな彼女も生まれた時は体重2000グラムの未熟児だった。だが、みるみるうちに健康体になり、小学校ではバスケ大会で優勝。運動会でも大活躍したという。

24時間テレビ司会「感動の嵐でした」

 「小さい頃からずっと芸能人になりたいと思っていた」彼女は、中学2年の夏、高知の本屋で『デビュー』という雑誌を目にする。その中にあった「P&G クレアラシル・ぴかぴかフェイスコンテスト」に応募、見事、グランプリを獲得したのが芸能界入りのきっかけとなった。
 昨年4月には竹内まりやプ口デュースの「MajiでKoiする5秒前」で念願の歌手デビュー。年末にはNHK「紅白」出場も果たした。
 今や、CM、雑誌、ドラマなどに引っぱりダコの彼女。先日は「24時間テレビ」の司会役を見事に務めた。「あんなに長い時間立っているということがつらかったですね。でも、あのオーケストラ演奏など、感動の嵐でした」と感想を述べてくれた。

高知の思い出は「川に遊びに行ったこと」

 そんな大忙しの彼女だが、故郷高知への熱い思いは変わることはない。高知限定版ポスター《こうち大スキ!》は多数盗まれた。やはり「高知は大スキです」という彼女に、高知の思い出は? と質問すると、「川に遊びに行ったことかな」。自然に恵まれた高知での思い出は数え切れないという。

異星人少女役で舞台に初挑戦

 10月10日から、初めての舞台「銀河の約束」の公演が始まる。どんなミュージカルかと聞くと「ユーモラスな異星人一家と地球人との奇想天外なふれあいを通して、愛と勇気を感動的に描く涙と笑いのヒューマン・ミュージカルです」と教えてくれた。彼女は異星人の少女莉麻(リマ)役を演じる。恋という不思議な感覚を知り、初めて自分の頬に流れる涙に驚く、という難しい役柄だという。いつもとはまた違った彼女が見られるのが楽しみだ。

学校の友だちと恋の話・受験の話

 来年の受験に向けて勉強にも本腰を入れ始めた彼女。仕事と勉強の二足のわらじだが、学校にちゃんと通う時間はあるのだろうかと心配して聞くと、「平日は基本的に学校が終わってからお仕事です」という答えが返ってきて安心した。学校の友だちと日頃どんな話をしているのか、気になるところだが、「普通の高校生のようにテレビの話とか、好きな人、恋の話とか…。今はもっぱら受験のことかな」という。スーパーアイドル・広末涼子といえども、普段は友だちを大切にするアイスクリーム好きの女子高生なのだ。

東大生は「頭がいい!」っていうイメージ

 "東大生"ってどんなイメージがありますか? とぶつけてみた。「頭がイイ!っていうイメージです」。どうもありがとう。ちまたでは、"頭はいい(けど人格はね…)"という皮肉を言われることもある我々だが、彼女に言われるとまったく厭味を感じない。
 「最後に、私のまわりにもヒロスエファンがたくさんいるんですが、何かひとことお願いします」。「これからも応援してください」。
 わかりました!涼子ちゃん、絶対応援します。受験勉強もがんばってください。
             

(佐)

ひろすえ・りょうこ
 1980年7月18日生まれ。18歳。94年に中学2年生でデビュー。爽やかな笑顔で、今やテレビ、映画、雑誌、CMなど多方面で活躍するアイドルに。写真集、CDの売れ行きも好調。



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