本学大学院工学系研究科の染谷隆夫准教授と本学国際・産学共同研究センターの桜井貴康教授の研究グループは、超音波の送受信素子を格子状に並べて作製したフレキシブルな撮像素子を試作したと発表した。
同シートは、有機半導体のシートと超音波送受信素子を連結させた半導体シートを張り合わせたもの。25cm角のシートの中に、5mm×10mmの大きさの超音波送受信素子が縦8個、横8個に並べて配置されている。
それぞれの超音波送受信素子から超音波を発射し、対象物に反射して戻ってきたエコーを受信することで、同シートは撮影を行う。エコーの強さや時間差などから、対象物の位置や形状も判別が可能で、解像度は数ミリと比較的高い。ロボットの胴体に巻きつけることでロボットの目の一種としての利用や、フレキシブルな医療用超音波ソナーへの応用が考えられている。
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