本学大学院薬学系研究科の浦野泰照准教授らのグループは、体内に注射すると、生きているがん細胞だけに取り込まれて蛍光を発する分子を開発した。科学誌「ネイチャー・メディシン」に8日、発表された。
浦野准教授らは、生きた細胞内では「リソソーム」という小器官が弱酸性に、死んだ細胞では中性になることに注目。弱酸性の場合だけ蛍光を発する分子を開発した。
がん患者では、内視鏡を使った検査や手術にこの蛍光分子を使えるという。
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