本学大学院農学生命科学研究科の村田幸久助教らの研究グループは11月25日、腫瘍血管の透過性や成長を強力に抑制する新たな機構を発見し、応用することで癌成長の抑制に成功したと発表した。
急速に成長する固形癌は、周囲から新たな血管を引き寄せ、酸素や栄養を補給している。そのため近年、癌への血管新生を抑制し、癌の成長を阻止する方法に注目が集まっている。
今回、村田助教らは、血管新生を阻止する新たな機構を、マウスを用いた実験で発見した。
癌抑制の新たな経路が解明されたことにより、今後新たな抗癌剤としての応用が期待される。
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