本学医学部附属病院(東大病院)とNTTドコモは8月26日、携帯電話などのモバイル情報機器を活用した医療情報環境の構築に関する共同研究を行う社会連携講座「健康空間情報学」を1日から開始したと発表した。期間は4年間。東大病院 世紀医療センター内に設置される。 同講座は、モバイル情報機器の活用により、個々人が自らの健康を管理し、より自分にあった医療を受けられる環境を整備することを目的としている。現状、受診した医療機関ごとに分散して保管されている個々人の各種医療情報を統合化した利用や、医療機関での一層の医療情報活用などを進める。 東大病院は保有する医療技術、情報システム技術、医療現場の知見を活用し、より高品質な医療の提供を実現するための医療情報環境の実証実験を行う。NTTドコモは移動通信事業で培ったノウハウ、技術を活用し、分散して保管されている個々人の診療データや自身で測定するバイタルデータなどの医療情報をモバイル情報機器で仮想的に統合するための技術を研究開発する。
第1073号(2009年9月25日号) 第1072号(2009年9月15日号) --選択して下さい-- 第1069号(2009年8月5日号)
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