まもなく2002年も終わりを迎えようとしている。今年はワールドカップの日韓共同開催や日朝首脳会談など、東アジア情勢に関連したニュースが多く聞かれた年だった。東アジアの国々は確かに「近い」国々であるのだが、しかしこれらの国々が良好な友好関係を維持しているとは言い難い。世界を見れば、ヨーロッパには欧州連合(EU)、南北アメリカ大陸ではNAFTA、メルコスールなどいくつかの自由貿易連合があり、またアフリカではアフリカ連合(AU)が誕生するなど、近隣諸国間での地域統合機構が各地で誕生している。しかし、東アジア地域にはそのような機構がないばかりか、韓国と北朝鮮の間では未だ一触即発の緊張状態が続いているのが現状だ。そこで、このような諸国間関係を我々はどのように捉えるべきなのか、また我々はそのために何をすべきなのかについて考えてみたい。
東アジア友好に向かって 第878号(2002年12月25日号)
世界的・長期的な意識を 第850号(2002年1月15日号)
東大の誇りを持ち行動を 第849号(2001年12月25日号)
共同で「開かれたアジア」を 第842号(2001年10月15日号)
大学改革に活発な議論を 第836号(2001年7月15日号)
新入生へのアドバイス 第828号(2001年4月15日号)
年頭所感 第821号(2001年1月15日号)
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