数物連携宇宙研究機構(IPMU)の杉本茂樹特任教授と名古屋大学大学院理学研究科の酒井忠勝准教授は、第2回湯川・朝永奨励賞を受賞した。超弦理論を用いてハドロン(陽子、中性子、中間子などの強い相互作用をする粒子)の性質を解析する方法を開発した功績によるもの。湯川・朝永奨励賞は、人文・社会科学および自然科学の全分野で独創的な成果を上げた若手研究者に授与される。 酒井、杉本両氏の研究は先駆的な研究として非常に注目され、Sakai-Sugimoto model と呼ばれて広く用いられている。Progress of Theoretical Physics 誌に発表された二論文の引用は延べ600件を超え、世界的な注目の高さを表している。両氏は同功績において平成20年度湯川記念財団・木村利栄理論物理学賞も受賞している。
第1073号(2009年9月25日号) --選択して下さい-- 第1071号(2009年9月5日号) 第1069号(2009年8月5日号)
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