1090号(2010年6月25日号)

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京大戦開会式を挙行

  安田講堂

 19日に安田講堂で、2010年東京大学京都大学総合対校戦の開会式が行われた。総合対校戦は、各運動部で伝統的に行われてきた「東大京大戦」を統合したもので、昨年に始まり今年で2回目の開催となる。昨年は東大17勝、京大17勝で引き分けとなり、決着は今年に持ち越された形だ。大会は6月中旬から12月にかけて行われ、34の競技で戦いが繰り広げられる。

 開会式には、両大学の教職員や運動部員が参加。開会宣言がなされた後、本学代表として小島憲道理事・副学長、古田元夫運動会理事長が挨拶し、京大代表として西村周三理事、永田雅人体育会会長がそれぞれ挨拶した。続いて総合対校戦実行委員長の四維栄広さん(本学学生)、副実行委員長の片山泰貴さん(京大学生)も挨拶した。四維さんは総合対校戦について、運動会の活性化、アマチュアリズムの追求、両校の交流の深化の三つの役割があると述べ、大会の意義付けを行った。また片山さんは、両校がスポーツにおいて先導的な役割を果たしてきたことを紹介し、大会を通して大学スポーツのセミプロ化に警鐘を鳴らしたいと述べた。

 代表の挨拶が終わると、本学運動会硬式野球部主将の前田善博さんが選手宣誓を行い、大会で争われる各競技がスライドで紹介された。最後に、京都大学応援団、本学応援部がそれぞれ演舞・演奏を行い、開会式は終了。総合対校戦の火蓋が切って落とされた。


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