830号(2001年5月5日号)
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■法大から勝ち点奪えず

 竹本、けん制で初アウト
  東京六大学野球

 東京六大学野球春季リーグ戦、第二週の試合が4月21日より神宮球場で行われ、東大は法大と対戦した。東大は1、2回戦とも先発陣が不調で、前半に大量点を奪われる試合展開となった。2試合とも後半に得点を挙げ追い上げを見せたものの、中盤までの失点が多く連敗。法大からも勝ち点を挙げることができなかった。

力投する竹本恵投手
◇1回戦(4月21日)
東大
 000000020 2
 20340110× 11
法大

 勝 土居(1勝)
 敗 浅岡(2敗)

 法大は1回、多井の本塁打で2点を先制。3回に3点、4回には4点を挙げ、17安打 11得点の猛攻を見せた。
 東大先発の浅岡は5回までに9点を奪われ降板。6回からは中河原が登板したが、7回1死1、2塁、多井を打者に迎えた場面で竹本が登板した。初球のスライダーが外角低めに外れ、2球目のセットポジションに入った直後、けん制で二塁走者河野を刺し、公式戦で初のアウトを取った。しかし多井には3球目の直球を右前打され、降板した。
 7回までわずか1安打に抑えられていた東大は8回、先頭打者細川が二塁打で出塁。1死後代打で登場した河原が右越えの三塁打を放ち、今季初得点を挙げた。さらに法大山本の暴投で2点目を挙げたが、9回を無安打に抑えられた。


◇2回戦(4月22日)
法大
 211300002 9
 000020000 2
東大

 勝 奈須(1勝)
 敗 加治佐(2敗)

 法大は1回、1死2塁から多井の右中間三塁打、浅井の中前打で2点を先制した。2回、3回にも1点ずつを加え、4回には浅井の2点三塁打などで3点を追加した。
 東大は5回、1死2塁の場面で澤本が右中間に三塁打を放ち得点。さらに河原の犠打で2点目を加えた。しかし6回以降は奈須から亀川への継投にかわされた。
 東大先発の加治佐は味方の失策も重なり、リズムに乗れないまま降板。4回2死から登板した二番手浅岡は、9回まで法大打線に対し失点2(自責点1)の好投を見せたが、前半の失点が大きく響いて、勝利に結びつけることができなかった。
 東大は法大にも連敗し、勝ち点を献上。今季開幕4連敗となった。


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